「アコークロー」山上學陶展 7月14日より

那覇市・青砂工藝館にて、個展を開催いたします。

 

「タイトルの「アコークロー」とは、薄明かりが残っている夕暮れ時、たそがれ時などを指す琉球語。恋人たちにとってはロマンチックなひと時。また精神世界では現実から霊的な幽冥界に移行する時間帯とも言われる。沈みゆく雄大な太陽を背景に、風も止み波も静まる宵やみの心地よさ。山上學氏がこのタイトルにした真の意図の答えは、展示会の作品の中に隠されているので見つける楽しみもある。それはさておき、この時間帯にさんご礁の海に潜ると海面の静けさとは打って変わって大変な大賑わい。隠れ家に潜んでいたありとあらゆる種類の魚たちが一斉に外に飛び出してビーチパーティーならぬ翌朝まで餌の取れない夜に備えて食事の大饗宴となる。釣り人にはよく知られた「ゆうまずめ」のこと。アコークローにはこのような隠れた海の事情もある。

「海面鏡」も意味深なタイトルだ。波が穏やかな時に空や太陽、月などが水面に映るなどが思い浮かぶだろう。しかし水中眼鏡で覗く水面下の世界では、色鮮やかなサンゴの森が水天井にそっくりそのままに映っている。どれが現実でどれが仮想なのか不思議な体験が味わえる。
山上氏が次々と陶器で披露して見せる世界が楽しみだ。

青砂工芸館 安元 實」

 

7月14日(金)~23日(日) 10:00~19:30(会期中無休)

(青砂工芸館)

那覇市久茂地3-17-5 美栄橋ビル1F

098-868-9338

http://island.geocities.jp/seisa_gallery/